リスクに備えて、しっかり情報収集を。

会社の先輩とこの前ランチをしていたら、若い頃に
不動産を購入して、今はローンを完済しているので、
毎月安定した収入が得られているという話を聞きました。
その方は40代くらいの女性の方だったのですが、
20代の頃に不動産を購入したそうです。
毎月5~6万の収入って大きいですよね・・・
あと、収入以外でも、節税効果が高くてとても助かっていると話していました。
やはり、不動産投資みたいな資産形成って早めに取り組んでいると、
あとあとすごく助かることが多いみたいですね。
どうしてもよっぽど資産家ではない限り、長期での資産形成にはなってきますが、
それでも、長く歴史のある不動産投資はとっても堅実な資産形成の方法の一つです。


でも、普通の人は投資と言えばすぐにリスクは一緒に思い浮かぶので、
なかなか一歩踏み出すのに勇気がいります。
不動産には一般的にこんなリスクがあります。

◆借り入れリスク
不動産投資で一番のリスクが借金です。
大体の人は銀行など金融機関から借り入れをして購入します。
空室や滞納だけで、不動産投資が破綻するわけではなく、
ローン返済を入居者からの家賃収入に頼っていて、
その家賃収入が空室や滞納で入ってこなくなったときに
返済ができなくなってしまい、不動産経営が成り立たなくなってしまいます。

◆空室リスク
どんだけ利回りのいい物件を購入できたとしても、
入居者が見つからないと家賃収入は入ってきません。
利益を最大限に高めるためには、
空室期間、つまり家賃が入ってこない期間を
どれだけ短くできるかが非常に大切なポイントになってきます。

◆物件価格下落リスク
もちろん、買ったときにはどれだけ新しくても、
築年数の経過と共に物件の価格は下がっていきます。
でも、物件の選び方次第では、その下がり幅を抑えることができるので、
選定がかなり大事になってきます。

地震などの災害リスク
各地で地震が頻繁に起こっているのでわかるように、
今は大地震の発生リスクが高まっているので
地震リスクへの備えは欠かせません。
地震リスクに備えるために、地震に強い物件、立地、
エリア分散がとても大切です。

◆管理会社の倒産リスク
普通に会社に行きながら、自分で物件のケアをするのは大変なので、
ほとんどの人が管理会社に管理を任せます。
そうなると、仕組みとしては、入居者からの家賃や敷金は
いったん管理会社に支払われる流れになります。
しかし、万が一賃貸管理会社が倒産した場合、
家賃や敷金を取り戻すことほとんど不可能なので
管理会社もしっかり見極める必要があります。


大切なことは、リスクにおびえてやらないことではなく、
リスクに備えて事前にしっかり情報収集をしたり対策をしたりしておくことです。
人脈や勉強会を利用して、しっかりリスクヘッジをしましょう。