老後2000万円問題にどう向き合うか。

センセーショナルに飛び出した「老後2000万円問題」。
あまりにも衝撃が大きい数字だったこともあり、
政府はすぐさま否定しましたが、現実の話、
老後に2000万円必要で貯めておく必要があるというのは、
何も浮世話ではなくリアルなことなのだと思います。

しかし、今の現状を見ていると、
2000万円貯めるどころか、
給料は一向に上がる気配はなく、
そのくせ税金ばかり上がっていく始末。
ローンを返済するだけでいっぱいいっぱい、
なんて人が多いのではないかと思うのです。

 

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しかし、人生100年時代が来ている今、
仕事を退職したあとの老後人生は必ずややってくるでしょう。

現役世代時から不安に思う老後でのお金の不安をなくしていくためには、
どうしたら良いのでしょうか。

ひとつめとしては、やはり今あるお金を増やす努力です。
同じ100万円があったとして、タンス預金をしていても、
銀行に預けても、投資をしても、10年後同じ10万円ではありません、

タンス預金なら泥棒に遭うリスクはあれど、10万円は10万円です。
ただ銀行に預ければ雀の涙ほどの利子が付きます、
投資をすればマイナスになるリスクはゼロではありませんが、
プラスになる可能性も秘めています。

投資と一言で言っても、株式投資なら配当だけでなく、
株主優待を期待できるところもありますし、
積み立て型の、将来に向けて貯めていけるタイプもあります。

今あるお金を生きた状態にして、少しでも増やしていくのです。


もうひとつが、出を減らす努力です。
出費が減れば、それだけ収入(貯蓄)が少なくてもやっていけるはずです。

そのために、普通に稼げている現役時代時から、
無駄な出費を、減らしていく習慣をつけましょう。

何もセコく生きろと言っているのではありません、
使う時はしっかり使う、ダラダラと浪費しない、
当たり前の生活を習慣にできることで、
おのずと老後の際、月にいくらあれば暮らしていけると体が覚えていくのです。